社会生活において大きな足かせとなるコミュニケーション障害、”コミュ障“。
直接顔を合わせないメール等でのやりとりが増えてきてはいますが、仕事においてコミュ力は欠かすことが出来ないものです。
今回は、社会生活をスムーズにするためのコミュ障の克服法・コミュ力の向上方法について考えてみましょう。
コミュ障の原因と克服方法 | 仕事に必要なコミュ力の向上
コミュ障とは?
コミュ障とは具体的にどのような症状で、どんな支障をきたしてしまうのでしょうか?
まず、「会話のキャッチボールができない」ということです。
人と話していても、すぐに会話が終わってしまう、雑談ができない、相手が何を感じているのかを汲み取れない、そんな状態です。
その為、”言葉にしなくてもここは分かるよね”という暗黙の了解という部分が理解できず、空気を読むということも難しくなってしまいます。
また、相手から投げかけられた言葉に対して返事をするのではなく、逆に質問をしてしまい、話がどんどん逸れていってしまうということも少なくありません。
中には、人と目を合わせて話が出来ない、視線のやりどころに困るという人もいます。
コミュ障の原因は?
コミュ障になってしまう原因は人それぞれですが、過去の辛い経験や心の傷などが大きく関係します。
- 学校でいじめにあった、仲間外れにされた
- 家庭環境に問題があり、両親の愛情を受けられなかった
- 信じていた友人に嘘をつかれた、裏切られた
- 失恋、恋人との別れ、裏切りを経験した
- 目標や夢に挫折してしまい、自信を無くした 等
このように、過去の辛い経験などが原因となり、心を閉ざしてしまいコミュ障になってしまうケースと、成長過程で両親とのコミュニケーションがあまりなく、取り方自体が分からないというケースがあります。
全員に好かれようと思わない
コミュ障の人は、自分が傷つくことを嫌い、人とコミュニケーションを取ることを避けてしまいます。傷つくぐらいなら、最初から関わらないというスタンスでいる人が多いのです。
ただ、これではコミュ障を克服することも、コミュ力を上げる事も難しくなってしまいます。
ですから、「人には相性があり、合う人合わない人がいる」と割り切ることを心掛けましょう。全ての人に好かれようとしないことです。
もっと正確に言うと、嫌われないために黙ってしまう事、人との付き合いを避けることを止めましょう。
もし相手の反応が悪くても、相手の機嫌が悪かった、相性があまり良くない相手だったというぐらいに捉えましょう。
自分のことを話す
2つ目にご紹介する克服方法は、コミュ力の向上にも役立つ方法です。
コミュ障の人は、相手の話に相槌を打つことは得意ですが、自分自身の事を話したがらない人が多いのです。
しかし、仕事でお客さんに自分を覚えてもらうためにも、自分の個性を出すことは大事なことです。人は話を聞いてくれることも嬉しいですが、自分のことも話してくれる相手に心を開く傾向にあります。
そこで、意識して自分を少しずつでも表現していくようにしましょう。
相手の言葉の真意を知る
コミュ障の方が人を避けるのには、相手が何を考えているのか分からないからという事もあります。
しかし、仕事をする上で相手が何をして欲しいのか、何を感じているのかを感じ取る事は、会話をスムーズにしてくれますし、相手からの信頼も得やすくなります。
最初は難しいかもしれませんが、分からなければ「~なの?」と尋ねてみればいいのです。
人の行動、言葉の真意を読むという事も経験・トレーニングで改善されていきます。
まとめ
コミュ障は、会社で仕事をしていく上では、致命的な欠点になってしまいます。
コミュ力自体は日々積極的な人付き合いを心掛けることで、向上させていくことが可能です。
相手の表情を見ながら話すこと、さらには言葉の間や呼吸を感じながら会話することで、コミュ力をアップしていきましょう。
コメント
スケヒロさん
おはようございます。
マサキです。
コミュ障という言葉はよく聞くのですが詳細は知りませんでした。
症状、原因、改善方法について知ることができました。
ありがとうございます。
応援完了しております。
また、お伺い致します。
マサキさん、おはようございます。
コメントありがとうございます!
>コミュ障という言葉はよく聞くのですが詳細は知りませんでした。
言葉自体はよく聞くようになってきていますが、
具体的にどういう症状か、というと
あいまいだったりしますね^^;
職場では人間関係の悩みが一番多いようなので
気をつけていきたいですね。
応援ポチありがとうございます!
また遊びに来てください。
スケヒロさん、こんばんは^^
タケです!
コミュ障という言葉、
最近よく聞く機会があります。
誰でも経験するような、
何気ないような些細なきっかけや、
本当に辛い経験など、発症には様々な要因が
関係しているのですね。
言葉ばかりが先行してしまいがちで、
正直、あまり詳しくは知りませんでした。
今回の記事を読ませていただき、
詳細な情報が理解できました^^
勉強になる記事をありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。
応援完了です^^
タケ
タケさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>誰でも経験するような、
何気ないような些細なきっかけや、
本当に辛い経験など、発症には様々な要因が
関係しているのですね。
そうですね。
原因は先天性のものであったり、
PTSDであったりと、本当に様々なようです。
程度も人それぞれなので、
治せるものについては、
仕事に支障が出ないように
改善を心がけていきたいですね。
応援ポチありがとうございます!
また遊びに来てください。