広告代理店営業マン時代の体験談 | 終電・徹夜・休日出勤は当たり前

広告代理店営業マン時代のノルマ地獄

ブラック企業に勤めた方の体験談をご紹介します。

自己都合で退職する場合でも、会社都合として認めてもらえるケースがあるようです。失業保険の給付で有利になるので、覚えておきたいですね。

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広告代理店営業マン時代の体験談 | 終電・徹夜・休日出勤は当たり前

広告代理店営業マン時代の体験談 | 終電・徹夜・休日出勤は当たり前


 I.Tさん(男性)、20代、広告代理店(営業) 

広告代理店の営業マンの仕事内容

僕は以前、広告代理店で営業マンとして働いていました。広告代理店というと、華やかな世界をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕が勤務していたのは、地元のタウン誌を扱う小さな会社でした。

仕事内容は、タウン誌の広告枠をクライアントに売りこむことです。具体的には、広告掲載したいと希望する企業やお店を探し、自社の紙面の広告枠を買ってもらうのです。そして、契約が成立すると、まずは広告を作成するために取材や撮影を行います。そして完成した原稿を締切までに入稿し、広告掲載に至ります。

掲載したら終わりではなく、アフターフォローも行います。掲載後の反響などをチェックし、効果がなければ次回掲載の提案をします。もちろん、全く反響がなかった場合、その後一切の契約を断れてしまうこともあります。このように、僕が勤めていたような小さな会社では、広告の製作からアフタフォローまでを一貫して行っていました。

終電帰宅、会社で徹夜、休日出勤は当たり前

どんな仕事にも締め切りは存在しますが、広告業界の締め切りは特にシビアです。紙面を発行するまでに、広告枠を何としてでも売り切って埋めなければいけないからです。

その為に、営業マン一人一人にはノルマが課せられます。営業マンの主な仕事は、クライアントに広告を売り込むことですが、売れば売る程仕事量は比例して増えていきます。広告を売った分だけ、取材、広告作成、アフタフォローの仕事がついてくるからです。


広告代理店営業マンは終電・徹夜勤務・休日出勤は当たり前


しかし、締め切りまでの時間は限られています。勤務時間は定時などあってないようなものでした。とにかく締切までに原稿を入稿するために、終電まで働くのは当たり前の生活でした。

締め切り前にどうしても間に合わない場合は、会社に泊まり込みで徹夜作業を行う営業マンも少なくありませんでした。休日出勤は当たり前。有給休暇もあってないようなもので、消化している者など誰もいないような状況でした。

なにがなんでもノルマ達成!

一人一人に毎日課せられるノルマですが、もちろん毎回クリアできるわけではありません。ノルマが達成できない日々が続くと、上司からプレッシャーをかけられます。上司もさらにその上司の社長などからプレッシャーをかけられているため、必死です。

タウン誌に広告を掲載する主なクライアントは、地元の美容室や飲食店でした。営業終了後や休憩時間を狙い、テレアポをしたり、時には直接訪問して飛び込み営業を行ったりします。ノルマが達成できていない時は、相手の迷惑おかまいなしに、夜間でも売り込んでこいと命じられるのです。

全体的に売り上げが良くない時には、契約がとれるまで、夜中に延々全員でテレアポをさせられることもありました。もちろん、そんな夜中に営業をかけても契約に繋がることなどめったにありません。クライアントによっては、まれにお情けで契約してくれる場合もあったのですが、とても非効率なやり方でした。

僕が転職を決意してから

そんなハードな毎日が続き、一緒に入社した仲間たちは次々と会社を辞めていきました。それでも僕は、何とか会社にしがみつくように働いていました。

しかし、身体的にも精神的にもストレス溜まり、段々と良くない症状が出てくるようになってきました。たまの休日にも出かける気が起こらず、ほとんど家に閉じこもってしまうようになりました。そして、毎日朝起きて、電車に乗るのが苦痛で仕方なくなってしまったのです。

広告代理店の仕事を辞めて転職

このままでは、「自分がだめになってしまう」と危機を感じた僕は転職を決意しました。しかし、会社を辞めてもすぐに次の勤め先が見つかるかは分かりません。そして失業保険も、自己都合退職ではすぐにもらうことができません。

しかし、色々と調べた結果、会社側に問題があって退職せざるを得ない場合には、退職後すぐにもらえるということを知ったのです。そこで僕は、会社での勤務時間の長さを証明するために、会社のパソコンのメールのやりとりなどの記録を保管しておきました。そして無事に会社都合での退職だということが認められ、退職後すぐに失業手当を取得することができました。

収入を得ながら就職活動ができたことは、精神的に大きな支えとなってくれました。自己都合退職で辞める場合にも、会社都合に変更できるケースがあるので、仕事を辞める際にはしっかりとチェックしておくべきです。

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