40歳で退職・独立した経験談 | 収入は半減もフリーな時間が増え満足

40歳で退職して独立した人の体験談

会社を退職して独立起業した人の体験談をご紹介します。

40歳での独立って結構勇気がいるように思えますが、勤務していた会社を得意先にすることで上手くいっているようです。

事前にしっかり経営の勉強(MBA取得!)をしている点が尊敬できますね。文章からも頭良さそうな臭いが漂ってきます…^^;

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40歳で退職・独立した経験談 | 収入は半減もフリーな時間が増え満足

40歳で退職&独立した経験談 | 収入は半減もフリーな時間が増え満足


 T.Tさん(男性)、40歳、独身、なんでも屋(仮) 

退職・独立までの経緯

2015年の春に、それまで11年在籍した会社を退職して独立しました。他の意志高い方から見ればとても愚かしく映ることだと思いますが、独立後の目標はおろか、独立して自分自身が手がける事業内容についても特に決めることなく、計画や見通しなしで退職に至りました。私の中で唯一明確だったのは、企業や組織で勤め上げるのは40歳まで、という漠然とした目標です。それがあったので、それに合わせてのタイミングだったという要素が一番大きいです。

大学卒業後20年弱にわたって、企業で正社員として勤務を続けてきており、取り立てて組織に不適合な性格だというわけではないと思います。むしろ仕事のやり甲斐と充実があれば、休日出勤や残業過多の状況でも一向に厭わないタイプです。一方で、ビジネス上の人間関係と、プライベートの時間とは明確に区分したい、という希望は若い頃から持っていました。これは、特に冷淡だとかクールだという意味ではなく、ビジネスの組織内での人間関係(特に上司と部下の関係)には馴れ合いや過剰な親しみを持ち込まないほうが、チームの業務遂行上スムーズだと思える経験を繰り返してきたことから考えた結果です。

よって、独立して個人で仕事をするというのは、私の性格上はとても合っていると思っています。

退職して独立するまでの準備期間

前勤務先は、政治経済関連のシンクタンク(政策研究所)で、私は主に政治経済関連のリサーチ、レポート執筆、官民対応のコンサルティング、またそれらのトピックに関連したシンポジウムや講習会などの企画運営と広報業務などを担当してきました。

11年にわたってこれら業務を経験したことで、リサーチや執筆といった個人で没頭する研究分野と、コンサルティングや広報PRのように外部の組織や人々との対応や橋渡しを手がける協業分野との2面にわたって仕事をしてきたことは、大きな財産となったと思います。また、組織内での業務成績や貢献を評価されて、経営に関わる任に就くことができたという点も、一従業員とは全く違った視点を構える点において貴重な経験になりました。

40歳で退職して独立するまでの準備

ただ、長く所属した組織が非営利組織(財団法人)だったこともあり、メーカーや一般サービス業といった営利組織における経営基準に疎いという点が私なりの自己分析でした。そのため、40歳までに退職することを見込んで38歳の時点で、社会人大学院(ビジネススクール)を受験し、平日退社後の夜間と週末の時間を2年間心血注ぎ込んで、MBA(経営学修士)の資格を取得しました。

主にマーケティングを専攻しましたが、ヒューマンリソースやファイナンスについても基本的事項を叩き込み、独立に向けた準備を固めることができました。このスクールで出来た人脈は現在でも非常に私の支えとなっています。退職自体は、辞める希望時期の1年前から直属上司に伝達し、それに従って後任人事もスムーズに進めることができたため、特に問題ありませんでした。(関連事項を後述します。)

独立後、現在の主な事業内容

冒頭に申した通り、特に事業内容も定めることなくただ退職してしまったため、いわゆる「なんでも屋」状態で仕事を請け負っているのが現状です。ただ、前勤務先を円満に退職する一方で、その後の業務についても個人で請け負う形で引き継ぎながら独立したため、現在の取引先で一番の大手は前勤務先となっています。

仕事内容は依然とさほど変わらず、フリーの立場で時折ミーティングに合わせて出社する程度なので、私としてはかなり理想のワークスタイルに近づいた形です。その他の取引先も含めて、業務内容としては主に以下のような案件を手がけています。

  • 個人経営店(主に飲食店)の経理管理と経営コンサルティング
  • 個人経営店(主に飲食店)のマーケティング
  • 政治経済関連のリサーチとレポート執筆
  • 政治経済関連のレポートやインタビュー記事のリライト
  • 企業内の提案書や企画書のリライト
  • 企業外へのプレスリリースや企画書のリライト
  • グルメ記事、アート記事の執筆

仕事とは別に趣味として、食べ歩きやそれに並行して器(やきもの、陶芸など)作りの経験を長く積んできたので、その知識や人脈から新規の個別業務を請け負う機会が増えてきました。

独立後一年の経過時点における小括

兼ねてからの希望で会社を辞めてフリーとして独立し、楽な生活をしていますが、収入の面では半減に近い月もあります。(月50万円→25万円)。

退職して独立後の収入と生活

そういったことも含めて「安定していない」ということが不安に直結するタイプの方は、フリーには向かないのかもしれません。幸い(と呼んでいいのかどうかわかりませんが)、私は現在独身で扶養家族もなく、性格的にも何事もまぁそのうちなんとかなるさと大雑把に捉える性質なので、あまりストレスには感じません。

ただ、住まいや車のローン、クレジットカードなどの信用問題に関しては、客観的視点から見ると不利な点が多いように思います。これはまだ独立して一年と短いことにも依ります。しかし、やはりフリーの仕事はフリー(自由)であるという点が一番のメリットです。個人の主義や思想を貫き通そうとすれば、それは本人の意思の自由ですし、休日や勤務時間の設定を自分で決めてしまえることも私には向いています。

小さい自己満足ですが、先日私は一つの案件が締め切り前日に早く仕上がってしまった打ち上げで、早朝の築地に一人タクシーで海鮮丼を食べに出かけて来ました。一人の時間を有意義に使えることはもちろんのこと、サラリーマン時代にはスケジュールがなかなか合わせられず会えなかった友人たちとも再会する機会を多く持てるようになりました。ライフスタイルを再設計するという点では、現在の独立はうまく進んでいると捉えています。

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