半年間で離職率が50%越え | 一日20時間勤務のブラック企業での体験

離職率が高く勤務時間の長いブラック企業での体験

ブラック企業に勤めた方の体験談をご紹介します。

離職率が高いと、引き継ぎとかに時間をとられてどんどん忙しくなりますよね。一日20時間以上勤務って…。

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半年間で離職率が50%越え | 一日20時間勤務のブラック企業での体験

半年間で離職率が50%越え | 一日20時間勤務のブラック企業での体験


 N.Kさん(男性)、20代前半、出版・広告業 

営業部、編集部を兼任

風俗関係の情報サイト、広告雑誌を制作している企業に勤めていました。入社当初は編集部に配属され、Webサイトや雑誌に掲載する記事の取材や、店舗ページの運営、保守などを行っていました。午前10時に出社してからは、社内でのミーティングや顧客からのメール対応をこなしていきます。基本的に夜のお店が顧客になるため、15時ごろから取材や打ち合わせに赴いて、会社に帰るのが24時頃。そこから原稿の作成や、打ち合わせ時に受けたオーダーを処理します。

2年目からは人材不足のため営業部も兼任となりました。通常の編集部の業務はもちろん、月ごとに設定されている売上目標をクリアするため、外回り中は顧客に対して新たな広告の提案を行うことが主な業務となりました。その他、カメラマンやデザイナーに発注したパネル用の写真、バナー用のデザインなどの確認も随時行っていました。

代わりがいないから休めない、帰れない

私の会社は離職率が異様に高く、常に人が入れ替わる環境でした。人的な余力がないことも相まって、研修期間はあるものの、研修業務は一切ありません。先輩に同行して仕事を手伝う中で一から覚えていく必要がありました。入社してから半年間での離職率が50%を超えているため、諸先輩方も顧客対応のため手が空いていません。必然的に新人の顧客トラブルが頻発し、クレームに耐えかねての離職が後を絶ちませんでした。

ƒ離職率が高い・勤務時間が長いブラック企業での体験ƒŠƒ

また、離職者が増えればその分の仕事も、一時的にではありますが引き受けなければならないので、常に複数人分の仕事を抱えている状態が続きます。加えて、社内ミーティングが非常に多いのも特徴的です。多ければ月に5回ものミーティング、報告会があり、その度に時間をかけて会議用の資料を作成する必要がありました。そもそも通常業務を行うだけでも余暇がないため、深夜から明け方までの時間を使って資料を作らなければいけない状態が続きました。

行き過ぎたOJTが新人社員を潰す

在職中にもっとも厳しかった時期は、研修期間が終わった直後の1か月間でした。そもそもが名ばかりの研修制度です。本来、雑誌媒体の管理とWebサイトの運営をある程度こなすためには、最低でも1年程度の経験が必要です。ですが、一切の知識が無い状態で、諸先輩方が退職した地方営業所に配属になりました。

顧客からは実に様々な依頼がありますが、何も知らないので全て自力で調べながらの業務になります。必然的に時間がかかり、ミスが生まれ、そして顧客からのクレームが降り注ぎます。雇用契約上の定時は午前10時から午後7時ですが、前業、残業は必須の業務量であり、およそ午前9時から午前6時までの勤務が休みなく1か月間続きました。

一日20時間以上のブラック企業

また、その間に研修後の新人が受ける社内テストがありました。1日に20時間以上の業務がある中、テスト対策の勉強をすることなど不可能です。結果として合格点に達することが出来ず、理不尽に怒られ、社内外問わず常にストレスがある環境でした。もちろん裁量労働制なので、残業代も名ばかり程度です。

自分の時間を守るために

在職中にある程度は環境が改善されたのもあり、なんだかんだと3年近くは勤続しました。しかしながら、それでも12時間勤務で帰ることが出来れば歓声が上がるほどの長時間労働は、退職直前まで続きました。以上の経験から、人間的、文化的な生活を守るため、転職活動の際には労働時間にこだわった対策を考えています。

具体的には、月々の残業時間、勤続率、平均年齢、休暇制度などについてです。残業時間に関しては書面上の時間を完全には信用出来ませんので、事前に深夜帯に会社を訪れて電気がついていないかどうかのチェックを行う予定です。

ブラック企業では、勤続率が低く人材が流動的であるので、若い人間が多くなる傾向になります。20代が中心の企業は避け、また、人が定着しているかどうかも注視します。勤務形態も必ずしも額面通りとは限らないので、各転職レビューサイトなどから実働時間を調査する予定です。また、「週休二日制」ではなく「完全週休二日制」には絶対にこだわろうと考えています。

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