退職してフリーランスになった結果… | 収入激減、負担増で独立失敗

退職して独立失敗した体験談

会社を退職して独立起業した人の体験談をご紹介します。

今回は、典型的なダメな例です。行き当たりばったりな感じが、他人とは思えません。フリーになっても、結局安く雇われる側になってしまうと厳しいですよね…。

とはいえ、挑戦しないよりは遥かにマシですし、悔いのない人生になる気がします。

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退職してフリーランスになった結果… | 収入激減、負担増で独立失敗

退職してフリーランスになった結果… | 収入激減、負担増で独立失敗


 N.Kさん(男性)、38歳、フリーランス 

これまで仕事をして分かってきたこと

私は過去、営業や営業事務、役所の臨時職員などを経験してきました。そこで仕事をしていて分かってきたことがあります。それは、「私は会社勤めには向いていないのではないか」ということでした。

人付き合いが苦手な性格もあり、会社に拘束されてお金を稼ぐスタイルよりも、自分の好きなことをやって自由な時間をたくさん使いたいと強く感じるようになりました。前職は倍率50倍で受かった会社でしたが、自分の「したい仕事」をやるため退職し、一人で生計を立てようと試みました。

「毎日通勤するよりも自宅で自分で稼ぐほうがいい」「ラジオやテレビをつけながら、自分が出来ることでお金を稼ぎたい」という思いから、クラウドソーシングサイト(ネット上で仕事を受注するサービス)に登録するとともに、かつて自分が行っていたブログの広告収入で収入を得ようと思うようになり、その通りに行動をしました。

前職を入社後一ヶ月足らずで退職

私が前職を辞めたのは、入社後一ヶ月足らずでした。理由は最初に述べたように「自分の好きなことで稼ぎたくなった」という理由だけでした。それなら前職に入社しなければよかったのではないかという声も聞こえてきそうですが、入社後には自分で仕事をしたいという気持ちが半々であり、どちらに進もうか迷っている中、会社に入社する方を選んだのです。

会社を退職してフリーランスで独立

会社側にあくまでも体調不良ということを理由に退職を願い出ました。会社側は非常に驚いた様子で、まさか入社後一ヶ月で退職するとは思わなかったらしく、落胆しておられました。しかし当時の私は、早く会社を辞めて自分の好きな仕事、やりたいことを優先したいという気持ちが本当に強かったため、入社した会社に未練はまったくありませんでした。

それから1ヶ月もしないうちに、私はクラウドソーシングと広告収入でなんとか稼ごうと行動を起こすことになります。

「独立への第一歩」と息巻いていたものの…

ところが、これが前途多難な私のフリーランス人生のスタートでした。ただ単に「文章を書くのが好きだから」という理由だけでライターで食っていけると思っていた私は完全に甘く、初年度の年収は70万円ほどと、以前の仕事の年収の4分の1しか稼げませんんでした。

しかも、この年収は実家に住みながらの年収だったので、ほとんど生活費は親頼み。とても「独立した」とは言い難い状態でした。とはいえ、日常の自分の身の回りの品や食費等は自分で出していたので、当時は「独立への第一歩」だと息巻いていたことを思い出します。

仕事内容はクラウドソーシングサイトのタスク作業と文章執筆請負、それにブログを日常的に更新して広告収入を得るという、「タスク+ブログ」の二本柱で食っていこうと思っていたのです。それができると希望に燃えていた時期でもありました。

退職後の苦労と結末

会社を退職して思ったのは、今までいかに自分が多くの人に支えられて生きてきたのかということでした。税金の計算や申告、帳簿付け、年金・保険料の支払いなど、全てのことを全部自分でやらなければいけないのが「個人で仕事をする」ということだと痛感しました。会社が請け負っていてくれた部分があまりにも大きく、ただ「好きなことだけで生きていきたい」と考えていた自分は完全に甘かったのだと打ちのめされました。

退職・独立後の苦労と失敗

また、元来、心配性の性格だったため、独立したことで将来への不安もますます強くなっていきました。結果的に私は独立に失敗し、初年度だけで個人の仕事を辞めてしまいました。まだ開業届を出しておらず、本格的な事業という感じではなかったので救いはありましたが、今思えば、あの時スッパリと辞めておいて良かったのかもしれません。夢物語を見すぎて自分を見失っていたことに気づかず、そのまま人生を送るよりはマシだったと現在では思っています。

個人で独立するということは、会社に通っていた時のことを全部一人で行わなければならず、誰も助けてくれないということを覚悟して臨むべきだったのです。好きなことだけをして生きていける人はほとんどいません。私はその器ではありませんでした。

現在、私はまた会社の仕事に戻るために就職活動を再開しています。一度、中途半端に辞めたのは厳しかったですが、個人で仕事をし、独立するということの難しさをこれでもかと味わった時期だったので、いい人生勉強だと思ってこれからも生きていきたいと思っています。

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