保育士の仕事の苦労 | 女性社会での孤立とモンスターペアレント

保育士の仕事での苦労 | 女性社会での孤立とモンスターペアレント

保育士を退職した方の苦労話をご紹介します。

仕事をする上で大変なのはやっぱり人間関係ですよね。保育士も、同僚や親とのいざこざがなければ楽しい職場なのかもしれません…。

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保育士の仕事の苦労 | 女性社会での孤立とモンスターペアレント

保育士の仕事の苦労 | 女性社会での孤立とモンスターペアレント


 K.Dさん(男性)、20代、保育士 

あらゆる業務が激務すぎる

今は辞めていますが、2年前まで保育士として働いていました。私は子供が好きで、子供たちと戯れることが仕事である保育士を目指したのですが、理想と現実のギャップに打ちのめされて辞表を出した次第です。

保育士の仕事は普段から物凄く忙しく、非常に大変でした。幼い子供一人の面倒を見るだけでも大変なのに、保育園にはそうした子供が数十人単位で存在しています。もっとも私としては、子供の面倒を見るのは好きでしたので、そこに苦痛を覚えてはいませんでした。

私が最も大変だと思っていたのは、事務仕事の方です。たくさんの幼い子供たちと戯れた後に、休む暇もなく無数の書類と向き合わなければならない毎日は本当に大変でした。私が勤めていた保育園は保育士の数が多くなかったため、その分、保育士一人一人に振り分けられる書類の量が膨大だったのです。

女性保育士に囲まれたがゆえに

保育士という職業は、その性質上、圧倒的に女性が多いです。私の職場も例に漏れず女性保育士が揃っており、私以外は皆女性という状態でした。一見すると華やかにも見える職場ですが、実際のところは華やかなんてものではありません。幼い子供たちが集まる憩いの場であろうとも、女性保育士たちの間では派閥争いというか、妙な諍いが起こっていました。

私はどの派閥にも入らず中立的な立場を貫いていましたが、だからこそ常に味方がいない状態でもありました。愚痴をぶつけ合う同僚がおらず、職場に居るだけで変なストレスが溜まっていく状態です。

女性保育士に囲まれた仕事上の苦労

子供たちは無邪気で可愛いのに、どうして大人たちはこんなにも荒んでいるのだろう、と子供と女性保育士のギャップに嫌気を覚えずにはいられませんでした。保育士は女性社会だから苦労するだろう、と、ある程度の覚悟は決めていたつもりでしたが、その覚悟すら踏みにじられるほどに女性が怖いと感じました。

女性保育士以上に怖いもの

うちの女性保育士が酷かったのは紛れもない事実ですが、それ以上に酷い存在がこの世には居ました。それは子供たちの親御さんです。俗に言うモンスターペアレントという存在が、私の職場だった保育園にも居たのです。モンスターペアレントたちは我が子を愛するがゆえに、私たちのような保育士に無茶な要求や理不尽な怒りを振りかざしてきます。

例えば、持参したお昼のお弁当を残した子供が居たとします。お腹がいっぱいだったり、嫌いなものが入っていたり、そうした理由でお弁当を残してしまうのは子供の自己判断であるにも拘らず、一部の、本当にごく一部の親御さんは、それを保育士のせいだと怒りをあらわにします。納得のできる理論は展開されません。ただひたすらに、子供がお弁当を残したのはお前のせいだ、と怒られるのです。

保育士の仕事とモンスターペアレント

保育士はお昼を子供たちと一緒に食べますが、それは子供たちが危ないことをしないよう、また喉をつまらせないように見張る意味合いが強く、さすがに完食しているかどうかまでは面倒見きれません。それなのに責められたのは、本当に呆れる事案でした。

これはほんの一例ですが、こうした一部の心無い親御さんの存在が、私の辞表提出を後押ししたのは言うまでもありません。

辞表で逃げることも必要

保育士という仕事は、子供が好きな方にとっては天国です。と、かつての私は思っていましたが、今となってはもうそうは思えません。「子供好きには天国」というよりも、「子供好きでなければ耐えられない地獄」といった方が正しいかと思います。もっとも、子供が好きの私も耐えることができませんでしたが…。

ただ、すべての保育園が私の居た環境と同じではないと思います。中には本当に天国のような保育園もあるはずです。しかし、そうした甘い展望を持っていると、いざ厳しい環境に直面した場合に私同様に心がポッキリと折れる可能性もあるでしょう。もし、覚悟を決めていてもなお耐え難い職場にあたってしまった場合は、私は辞表で逃げるのが最善だと思っています。無理に働いて体に何かあってからでは遅いですから。

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