きつい・汚い・危険の3K!労働基準局の抜き打ち調査で裏口から逃げる社長…

きつい・汚い・危険の3Kのブラック企業の体験談

ブラック企業に勤めた方の体験談をご紹介します。

労働環境が悪いうえに、給料まで悪かったら最悪ですね。会社のパソコンで副業をするのはどうかと思いますが、スムーズに辞められて何よりです。

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きつい・汚い・危険の3K!労働基準局の抜き打ち調査で裏口から逃げる社長…

きつい・汚い・危険の3K!労働基準局の抜き打ち調査で裏口から逃げる社長…


 D.Aさん(男性)、35歳、作業員 

きつい・汚い・危険なのに…

現在はやっとこブラック企業を抜け出し、中小企業ではありますが農業資材を取り扱う企業の作業員として働いております。重量物の扱いや高所での作業があるため、一歩間違えば大けがの危険があり、肉体的にもキツく、夏冬関係なく汗だく&泥だらけに汚れる仕事です。いわゆる「きつい・汚い・危険」の3Kが見事にそろった会社ではありますが、以前の会社と違い、昇給、賞与、残業代、休日出勤代、有給休暇の他に特別報酬まであり、給与面においてとても安心させられます。

それに比べ、以前の会社は本当に酷いブラック企業でした。鉄材にメッキを施すために酸類の薬品を取り扱うので、臭い上に、入荷してくる鉄材はどれも油まみれで、事務所勤務であっても衣類はベッタリ汚れます。また、小さい会社である為、製品を置くスペースもなく、パレットに乗せられた完成品は二階に届くほどの高さまで積み上げられ、いつ倒れてくるのかヒヤヒヤとさせられる危険な職場でした。もちろん残業も多く、平均勤務時間は一日12時間オーバーのきつさ。

「きつい・汚い・危険」に「臭い」の4Kが揃っていたにもかかわらず、「残業代なし、賞与なし、昇給なし、有給なし」の4Nまで加わった散々な会社でした。

一斉解雇と事業失敗はお手の物

個人的には、労働時間に全く比例しない収入面だけでも、十分ブラック企業ではないのかと思ってはいますが、昔は少ない金額とはいえ夏冬春に賞与がありました。しかし、年々賞与額は削られ、私が退職をする2年前頃には完全にカットされました。

事業失敗で賞与のカット・人員削減をするブラック企業

賞与がカットされた理由としては、得意先の企業が秋田県に事業展開で工場を建てた際、一緒に工場を同県に建てたのですが、得意先の事業縮小による工場閉鎖により秋田工場は閑古鳥が鳴く状態に追いこまれました。

さらに別の年には、大手企業の中国展開に便乗を決めたのですが、完全に乗り遅れ、全く利益が取れない状態続きです。それらの失敗の補填の一環として、賞与のカットと人員の削減が行われたのです。

人員調整においては、忙しい時期に入るとハローワークから正社員やパート社員の募集をかけ、そのピークが過ぎれば社員の解雇をするというやり方を繰り返していました。しかしこれも上手くいかず、私が退職をする頃には、必要な時期に人員を確保できない状況に陥っていました。

労働基準局が抜き打ち検査

人員確保ができないまま、銀行からの融資も困難となり、秋田工場は閉鎖まで追いやられた結果、私の勤め先の仕事量はその分上乗せされ、従業員の労働時間は余裕で12時間を超えていました。

私は事務所での顧客対応や生産管理、営業事務が仕事であるため、長くて14時間程度でした。しかし、製造現場の社員には、早朝出勤した人間が深夜に帰るなんて事が日常化されている酷い状況でした。

3Kのブラック企業に労働基準局の抜き打ち調査

きっとそれに耐えかねた従業員か、その家族が連絡をしたのでしょう。ある日、労働基準局の方が抜き打ちでの調査で社長宛にやってきたのです。これは、「もしかしたら現在の勤務体制や給与体系が改善される神の助けなのではないか!」とうっすら期待をしましたが、社長は基準局の方に見つからない様に荷物をまとめて裏から逃げ、対応はその社長の叔母に当たり一応総務の婆さんが相手をする結末となってしまいました。

常日頃の会社のブラックさ加減や呆れから、幾度となく沸き起こった退職への気持ちが、ピークに達した出来事でした。

会社に改善を求めるも失敗。退職へ

およそ十年程勤めた情や、退職する事で先輩や上司へかけてしまう負担、そして自分の家族への負担を考えると、「本当に辞めて良いのだろうか」と何度も悩みました。そのため、先輩社員や上司と、会社に対して体制の見直しを検討を求めたことがあります。結果は見事に惨敗な上、「辞めたければ好きに決めて構わない」とまで言われる始末。実際、先輩社員も数人辞めて行きました。

私自身も気持ちは彼らと同じではあったのですが、退職をするならば、次の職を見つけて辞めたいと思っていました。そのため、勤務時間内の空き時間に、退職をする上での引き継ぎの準備や次の転職先探し、パソコンでできる副業を行いました。仕事においては、今まで散々面倒事を押し付けてきた憎たらしい上司に面倒事だけそっくり返上し、できうる限り早く帰宅出来るように動き、可能な日はハローワークに顔を出すようにしていました。

その甲斐もあり、転職の際は引き継ぎもサクサクと勧められた上に、何とか貰えた退職金に副業代金も上乗せし、スムーズに辞めることが出来ました。知人の紹介で入社した現在の職場も相変わらず3Kですが、以前の会社が酷かった反動もあって、良い待遇と感じています。

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