銀行員から塾講師への転職体験談 | 年収1000万→480万でも大満足

銀行員から塾講師への転職体験談

転職に成功した人の体験談をご紹介します。

エリート銀行員から塾講師になった人の話です。年収は大きく下がったみたいですが、体を壊すくらいだったら安くても楽しい仕事が良いですね。

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銀行員から塾講師への転職体験談 | 年収1000万→480万でも大満足

銀行員から塾講師への転職体験談 | 年収1000万→480万でも大満足


 Y.Tさん(男性)、32歳、銀行員→塾講師 

うつ病状態になり転職を決意

前職は、大手銀行員の営業職でした。営業といっても新規獲得ノルマなどはなくルート営業が主な仕事なので、ノルマに追われるサラリーマンからしたらかなり恵まれた環境だったと思います。ただ、高学歴の学生を数十名ほどしか採用しない銀行でしたので、キャリアが浅くても大きな仕事を任されることが度々ありました。

大きな仕事は金額も大きく、経験の浅い若手社員にとってはかなりのプレッシャーです。そういう仕事に対して意欲がわけば天職だと思いますが、私の場合は日々重圧に押されながら出社し、とうとううつ病と言われてもおかしくない状態まで追いつめられ、体調のことを考え転職を決意しました。

最後のあたりは朝起きることが出来ない状態が続き、それでも「会社へ行かなくてはいけない」という気持ちもあったので、毎日タクシー通勤をしていました。休職という手もありましたし、実際にそうしている同僚も多くいましたが、私は休職するなら転職をしようと決めていました。

上司の引き止めを何とか振り切って退職

転職をする際の最初の壁は、上司へ退職を伝えることだと思います。私も決意してからなかなか切り出すことができず、数カ月が経っていました。ある時、直属の上司と二人きりで残業をすることがあり、その時にようやく「辞めさせてほしい」と伝えました。その時の上司は怒るわけでもなく、ただ一言、「今度ゆっくり話をしよう」とだけ言い残し、その日は終わりました。

上司の引き止めを断り銀行員を退職して塾講師へ転職

後日、大きな仕事がひと段落した時に上司から呼び出されて理由などを話しました。さすがに仕事がきついからとは言えず、他にやりたいことが見つかったのでその道に進みたいという大義名分を作り、改めて退職の意向を伝えました。

自分で言うのもなんですが、かなりの成績を上げていたので、上司だけではなくさらにその上の部長からも引き止めがありました。しかし、ここで折れてしまっては今後も今の状態から絶対に抜け出せないという気持ちと、退職を伝えたことで吹っ切れたのか私も譲らず、なんとか退職の許可が降りました。

とんとん拍子に進む転職活動

退職は「次の仕事が決まってから」という人が多いと思いますが、私も退職を伝える前からコッソリ転職活動を行っていました。私は大義名分で「どうしてもやりたい仕事がある」と言いましたが、半分は本当で、昔から人に勉強を教える仕事がしたかったのです。大学生活の流れで銀行員になりましたが、その気持ちは切れることはなかったので、迷わず転職先は塾講師と決めました。

学校の先生という道もありますが、知り合いの教師から、授業よりも行事の準備や生徒指導に追われる毎日だということを聞いていました。私がしたいことは純粋に勉強を教え、学力を上げることだったので、塾講師が最適だと判断しました。

銀行員から塾講師へ転職した体験談

リクナビの転職サイトのほか、塾講師専用の求人サイトである「ジュクワーク」というサイトに登録し、希望地域の塾講師の求人を探しました。3件ほど登録し、面接で話を聞く中で、筆記試験もなく人物重視の会社に決めました。規模は小さいですが大手塾のように決められた教え方やルールに縛られるのではなく、自由裁量が大きい点が魅力でした。最終的には面接が3回あり、とんとん拍子に採用が決定しました。

転職から4年で感じたこと

キャリアアップの転職ではなかったので、最初から給与が下がることは覚悟していました。働く上で給与は非常に大切なものですが、転職の目的によって何に重きを置くかはキチンと自分の中で決めておかなければならないと思います。

前職はそこそこ高給といわれる職種でしたので、20代後半で手取り30万円でしたが、転職後は手取り23万円まで下がりました。また、塾講師は年俸制が多く、そのため残業という概念がないところが多いと聞きます。私も、相当の残業がなければ「見込み残業」という名目で年俸の中に入っています。もし、今も前職で働いていれば年収は32歳で1000万はいっていたと思いますが、今の年収は480万円です。

休みも完全週休2日ではなく、隔週くらいで日曜出勤があります。祝日などは全く関係ありません。それでも、前職の時の精神状態を思い出すと、強がりではなく全く後悔はありません。転職してからは、社会人になって初めて心から仕事が楽しいと思えましたし、塾講師という職業は子供の人生の選択を担っている大変重要な仕事でもあり、誇りを持ってやっています。

労働条件は厳しくなりましたが、昼からの仕事なので、朝は2度寝し放題というおまけつきです。転職して本当に良かったと思います。転職では、「何に妥協し、何を譲らないか」というライン引きが本当に大切だと思います。

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