残業は月120時間 | 食べることだけが楽しみのシステムエンジニア生活

長時間残業で食べることだけが楽しみのシステムエンジニア生活

ブラック企業に勤めた方の体験談をご紹介します。

長時間残業といえば、システムエンジニアですね^^;
プレミアムフライデーは関係なさそうです…。

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残業は月120時間 | 食べることだけが楽しみのシステムエンジニア生活

残業は月120時間 | 食べることだけが楽しみのシステムエンジニア生活


 H.Kさん(男性)、30代、システムエンジニア 

人見知りの私に向いていた職場

私の勤めていた会社は一部上場のIT企業です。大きな会社で、従業員数600人以上、資本金は二十億近く。私はその部署の一つで、パッケージソフトの開発に携わっていました。ポジションはサブリーダーで、設計から開発、部下への仕事の割り振りと、何でも屋のような役割です。

職場は役職間の風通しが良く、上司に対して気軽に意見が言える、働きやすい職場ではありました。残業をしても給料はカットされることもなく、100%支払われました。仕事自体は楽しくも辛くもありませんでした。人見知りの私は、不特定多数の人と関わる仕事より、パソコンと向き合うこの職業の方がよほど性に合っていたからです。

何よりプログラムに関しては多少なりとも適性があったらしく、上司の方から頼りにしてもらう経験も多くありました。コミニュケーションの苦手な私にとっては、システムエンジニアという職業は、かなり天職に近い職業だったと思います。

コミュニケーションが苦手な私に向いていたシステムエンジニア

残業は月120時間

ブラック企業だと感じた理由は、「残業時間」。とにかくこれに尽きます。私は既にこの会社を退職していますが、会社を退職するまでの一年半の間、月の平均残業時間は120時間を越えていました。

ピンと来ない方も多いでしょうから、簡単に説明しますと。

  • 朝…週の半分は始発
  • 夜…毎日が終電
  • 土日…最低でもどちらかは出社
  • 徹夜…月に2、3回

これで大体月120時間の残業です。当然プライベートの時間はなく、家に帰っても寝るだけで、唯一、食べることだけが楽しみになります。暴飲暴食をしても激務のせいで太ることがなかったのは、良かった点かもしれません。

ただ、残業代が100%出たことだけは本当に救いでした。さすがにこれがなければやっていられません。基本給より遥かに膨れ上がった残業代の額を見ると、崩れかけた精神もなんとか持ち直すことが出来ました。

長時間残業の原因は…無謀な受注

あの時の業務は本当に正気とは思えない量でした。ブラック企業でよく聞く言葉に「デスマーチ」というものがありますが、まさにそれが相応しい状況でした。

何が悪かったのかといえば、「営業チームの暴走」だったと言わざるを得ません。前年からの仕事がまだ3割は残っている中、1,000万円以上の受注を3つ、僅か一年程度の納期で取ってきたのです。恐ろしいことにその受注の一つは6,000万円近い大プロジェクトでした。

やる前から無理だというのは分かり切っているのに、営業部長は「この納期でもう約束しちゃったから」の一言でおしまいです。私も部下も死に物狂いで働き続けましたが、僅か一年で終わるわけがありません。大クレームを浴びつつ、半年も延期させての納品と相成りました。

全ての仕事が終わった後、営業部長は全く懲りず、再び二つもの受注を入れてくる始末……。こんなブラック受注に付き合っていられるわけがありません。我々は5人のチームを組んでいましたが、私を含め、4人が辞表を出しました。残られたWさん、どうか恨まないでください。

月120時間の長時間残業の原因は無謀な受注

会社の近くに引っ越してはいけない

長くデスマーチの中で働いていると、心の病に侵されかけてきます。それを跳ね除けるために大切なのは、毎日のリフレッシュ。私がそのために対策していたのは、「通勤時間を長く取る」ということでした。

私は当時、会社まで片道1時間の距離から通勤していました。往復で2時間もの移動時間があるのは、大変そうに思えるでしょうが、そんなことはありません。逆に考えてみてください。ブラック企業で、徒歩数分の距離に住んでいたらどうなるか。「終電」という言い訳を失ってしまえば、その分長く仕事させられるのが目に見えてます。移動時間が減った分、残業時間が増えるだけ。何も考えずに安易に引っ越した後輩は、さらなる地獄に目を虚ろにしていました。

2時間の移動時間を、馬鹿にしてはいけません。それはつまり、2時間の自由時間でもあるのです。眠ることも、読書をすることも、本人の自由。ブラック企業にお勤めのあなたにお勧めします。絶対に、会社の近くに引っ越しはしてはいけません。

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